「人工芝はどこが安いのか知りたいけど、安物買いの銭失いにならないか不安…」と悩んでいませんか。
この記事では、カインズなどのホームセンターとネット通販の1平米あたりの価格を徹底比較し、費用を抑えて長持ちさせる選び方とコツを解説します。
人工芝はどこが安いの?1平米あたりの最安値ショップランキング
結論から言うと、人工芝を最も手頃な価格で買えるのはAmazonや楽天のネット専業ブランドで、実店舗で直接買いたい場合はカインズなどの大型ホームセンターが最安値クラスです。
読者の皆様が各ショップの価格帯や特徴をサッと比較できるように、1平米あたりの目安価格とメリットを表に整理しました。
| 順位 | 購入先ショップ・ブランド | 1㎡あたりの目安価格 | 店舗の主な特徴とメリット |
|---|---|---|---|
| 1位 | Amazon・楽天(モダンデコ等) | 約800円〜 | 圧倒的な低価格で自宅まで重いロールを配送してくれる |
| 2位 | カインズ | 約1,000円〜 | 実物の手触りや色味を店舗で実際に確認してから買える |
| 3位 | コメリ | 約1,200円〜 | 防草シートが一体化している商品があり施工の手間が減る |
| 4位 | ニトリ | 約1,500円〜 | ジョイント式などマンションのベランダ向け商品が豊富 |
| 5位 | アイリスオーヤマ | 約1,800円〜 | 品質が安定しており全国のホームセンターで手に入りやすい |
店舗ごとの具体的な強みと、なぜこの価格が実現できているのかをさらに詳しく見ていきましょう。
1位:Amazon・楽天(モダンデコ等・約800円/㎡〜)
ネット通販が実店舗よりも圧倒的に安い最大の理由は、間に問屋を挟まない直販モデルを採用し、店舗の家賃や人件費を徹底的にカットしているからです。
特にモダンデコなどの人気ブランドは、1平米あたり800円台からという驚きの価格で、複数色の芝糸が混ざったリアルな人工芝を販売しています。
「安すぎるからすぐにダメになるのでは」
と心配する方も多いですが、最近のネット通販の人工芝は品質向上が目覚ましく、ホームセンターの高価格帯商品と並べても素人目には違いが分からないレベルに達しています。
何より、20キロ近くある重たい人工芝のロールを玄関先まで送料無料で届けてもらえるのは、車への積み下ろし作業を考えると体力面でも最強の選択肢と言えます。
2位:カインズ(リアル人工芝・約1,000円/㎡〜)
「やっぱり自分の目で見て、手で触ってから決めたい」という方に全力でおすすめしたいのが、カインズのオリジナル人工芝です。
1平米あたり1,000円前後からというネット通販に迫る安さを実現しながら、大型店舗の強みを活かして品質の良さもしっかりとキープしています。
春先のシーズンになると店頭に大きなカットサンプルが並ぶため、靴を脱いで実際に踏み心地を確かめられるのは実店舗ならではの安心感です。
質感の良さと価格の安さのバランスが非常に優れており、迷ったらカインズを選んでおけば大きな失敗をすることはないと断言できます。
3位:コメリ(防草シート付人工芝・約1,200円/㎡〜)
農家さんや職人さん御用達のホームセンターであるコメリは、作業効率を劇的に上げる「防草シートが一体化した人工芝」を取り扱っているのが最大の強みです。
通常、人工芝を敷く際は地面に防草シートを敷いてピンで固定し、その上からさらに人工芝を被せてピンを打つという2回の作業が発生します。
コメリの商品なら裏面にすでに防草シートが張り付いているため、広げてピンを打つだけで作業が完了し、DIY初心者の方でも休日の半日だけで広大な庭を青々とさせることができます。
防草シートを別で買う費用も浮くため、トータルでかかるお金と労力を考えると、非常にコストパフォーマンスが高い優秀な商品です。
4位:ニトリ(ジョイント・ロールタイプ・約1,500円/㎡〜)
「お、ねだん以上。」のキャッチコピーで有名なニトリは、お庭はもちろん、マンションのベランダやバルコニーの装飾に強いラインナップを揃えています。
特に30センチ角のパネルをパズルようにはめ込んでいくジョイント式人工芝は、ノコギリやカッターを使わずに設置できるため、女性一人でも簡単に模様替えが楽しめます。
賃貸のコンクリートベランダの無機質な風景に、ニトリの人工芝を敷き詰めるだけで、休日にコーヒーを飲みたくなるような素敵な癒やし空間へと生まれ変わります。
使わなくなったら取り外してコンパクトに処分できる手軽さも、ニトリ製品が選ばれ続けている大きな理由の一つです。
5位:アイリスオーヤマ(公式通販アイリスプラザ・約1,800円/㎡〜)
少し予算を上げてでも品質の安心感を買いたいという方には、家電や生活用品で絶大な信頼を集めるアイリスオーヤマの人工芝がぴったりです。
「こだわりの人工芝」というシリーズ名が示す通り、天然芝に近い自然な色合いと、太陽の光を浴びても不自然にテカテカ光らない工夫が施されています。
価格だけを見ると少し割高に感じるかもしれませんが、UVカット加工による色あせへの強さや、カビを防ぐ防炎・抗菌加工など、長く使うための機能がフル装備されています。
全国どこのホームセンターでも取り扱いがあるため、施工中に少し足りなくなってしまった場合でも、すぐに車で買い足しに行けるという隠れたメリットもあります。
店舗によって人工芝の価格に差が出るのはなぜ?
お店や商品によって価格が倍以上違う最大の理由は、フカフカ感を生み出す芝の密度と、使われているプラスチック素材の品質に明確な違いがあるからです。
なぜ価格に差が出るのか、その理由を正しく理解するための素材比較表を作成しました。
| 比較ポイント | 安価な人工芝の特徴 | 高価な人工芝の特徴 |
|---|---|---|
| パイル密度 | スカスカで下地が見えやすい | ぎっしり詰まっており踏み心地が良い |
| 芝葉の素材 | ポリプロピレン(PP)中心 | ポリエチレン(PE)中心 |
| 見た目 | ビニール特有の不自然なテカリがある | つや消し加工で天然芝に近い |
| 裏地コーティング | SBRラテックス(経年劣化しやすい) | ポリウレタン(水に強く長寿命) |
これらの要素がどう影響するのか、一つずつ解き明かしていきましょう。
芝丈(20mm〜35mm等)とパイルの密度の違いが価格に直結する
人工芝の価格を決定づける一番の要素は、1平米あたりにどれだけの量のプラスチック糸が縫い付けられているかという「材料の総量」です。
芝の長さ(芝丈)が長く、さらに隙間なくぎっしりと植え付けられている(高密度な)商品ほど、製造コストがかさむため当然価格は高くなります。
しかし、密度が低い安い商品を買ってしまうと、歩くたびに底の黒いシートの感触が足の裏に伝わり、見た目もスカスカで貧相な印象になってしまいます。
小さなお子様が裸足で走り回ったり、寝転がって遊んだりする目的があるなら、ケチらずに芝丈35mm程度の高密度タイプを選ぶのが、笑顔溢れるお庭を作るための必須条件です。
芝葉の素材(安価なポリプロピレンと耐久性の高いポリエチレン)によるコスト差
芝の葉っぱ部分を触ってみて「チクチクする」と感じるか「柔らかくて本物みたい」と感じるかは、使われている樹脂素材の種類によって決まります。
格安の人工芝にはポリプロピレン(PP)という硬くて安い素材が使われがちで、太陽の光を反射してキラキラとビニールっぽく光ってしまう欠点があります。
一方で、少し価格の高い上質な人工芝にはポリエチレン(PE)というしなやかな素材がメインで使われており、本物の草のような柔らかさと艶消しのリアルさを両立しています。
毎日のように目にして、素足で触れる場所だからこそ、素材の柔らかさにはしっかりとこだわって選んでいただきたいポイントです。
裏地(基布)のコーティング材(SBRラテックスかポリウレタンか)による違い
購入時には見落としがちですが、数年後の寿命を大きく左右するのが、芝を抜けにくくするための「裏面の黒いコーティング素材」です。
ホームセンターで売られている一般的な人工芝の多くは、SBRラテックスというゴム素材で裏面が固められていますが、これは長年の雨や湿気で徐々にボロボロと崩れてしまう性質があります。
価格は少し上がりますが、裏面がポリウレタン(PU)でコーティングされた商品は、水気に対する耐久性が桁違いに高く、10年近く美しい状態を保つことができます。
一度敷いたらなかなか敷き直すことのない人工芝だからこそ、裏側の見えない素材の強さが、最終的なコストパフォーマンスを決めるのです。
総額を安く抑えて人工芝をDIYで綺麗に敷く手順
人工芝の総額を安く抑えるには、本体を安く買うこと以上に、必要な長さを正確に計算して端材の無駄をなくし、副資材を賢く調達することが最大の鍵になります。
継ぎ目のロス(端材)を減らすロール幅(1m・2m)の正確な計算と買い方
お庭のサイズを適当に測ってなんとなくで買ってしまうと、大量の切れ端(端材)が出てしまい、数千円から数万円のお金を文字通りゴミとして捨てることになります。
人工芝は主に幅1メートルと2メートルのロールで売られていますが、お庭の縦横の寸法を図に書き出し、パズルのように配置をシミュレーションしてから購入してください。
例えば幅3メートルのお庭なら、1メートル幅を3本買うよりも、2メートル幅を1本と1メートル幅を1本買ったほうが、継ぎ目の数が減って見栄えも劇的に美しくなります。
継ぎ目が減れば、そこを固定するためのピンや両面テープの数も節約できるため、事前の正確な計算こそが最強の節約術と言えます。
コスパ重視の防草シート(デュポン社ザバーン等の代替品)の選び方と敷き方
「人工芝の下に敷く防草シートは絶対にケチるな」とプロの造園業者は口を揃えて言いますが、だからといって最高級品を買う必要はありません。
公共工事で使われるデュポン社のザバーンなどは確かに高品質ですが、家庭の庭であれば、ポリエステル製の不織布タイプで十分な雑草防止効果を発揮します。
シートを敷く際は、隣り合うシート同士を必ず10センチ以上重ねて敷くことだけを守ってください。
この重なり部分の隙間からスギナなどの強力な雑草が顔を出して人工芝を突き破ってしまう悲劇を防ぐことが、余計なメンテナンス費用を抑える絶対条件です。
ダイソー等の100均U字ピンを活用して副資材の固定費用を節約するコツ
人工芝を地面に固定するためのU字ピンは、1平米あたり4〜5本ほど使うため、広いお庭だとピン代だけでもかなりの出費になってしまいます。
ホームセンターで立派なピンのセットを買うと意外と高くつきますが、実はダイソーやセリアなどの100円ショップでも、園芸コーナーに優秀なU字ピンが売られています。
10本入りで100円という驚異のコストパフォーマンスを誇り、強度も家庭の庭に打ち込む分には全く問題ありません。
ピンを打つ際は、金づちで力任せに叩くのではなく、芝の葉を丁寧にかき分けてから根元に向かって打ち込むことで、ピンの頭が完全に隠れてプロのような仕上がりになります。
安さだけで選ばない!後悔しない人工芝の選び方と比較
安さという数字だけに目を奪われてペラペラの人工芝を選んでしまうと、たった数年で色あせてボロボロになり、悲惨な後悔をすることになります。
ネット通販と実店舗のどちらを選ぶべきか、メリットとデメリットを明確にしておきましょう。
| 購入方法 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
| ネット通販 | 種類が豊富でとにかく安い。重いロールを自宅まで運んでくれる | 実物の色味や手触りが事前に分からない。サンプル請求に時間がかかる |
| 実店舗 | 触り心地やクッション性を実際に確かめられる。即日持ち帰れる | 単価がやや高い。ミニバンや軽トラなどの運搬用の車が必要になる |
それぞれのライフスタイルや庭の用途に合わせた、最適な選び方のポイントを解説します。
ネット通販(安さ・運搬不要)と実店舗(色味・手触り確認)のメリット・デメリット比較
ネット通販は価格の安さと家まで届けてくれる手軽さが圧倒的な魅力ですが、モニター越しの画像と実物の色味が違ったという失敗談も少なくありません。
もし時間に余裕があるなら、ネットショップが提供している無料のカットサンプルを数社から取り寄せて、実際に太陽の光の下で並べて比較してみてください。
一方で実店舗は、その場で見て触って納得して買えるのが最大の強みですが、自分の車に2メートル幅の巨大なロールが積めるかどうかを事前に確認しておく必要があります。
「週末に一気に作業を終わらせたいから今日持ち帰りたい」という勢いのある方は実店舗、「じっくり比較して少しでも安く済ませたい」という堅実な方はネット通販が向いています。
庭用(30mm以上)とベランダ用(20mm前後)など用途に合わせた最適な芝丈の選び方
人工芝のベストな長さは、そこを誰がどのように使うのかという「目的」によって完全に変わってきます。
子供がサッカーの練習をしたり、犬が走り回ったりする庭であれば、クッション性が高く転んでも痛くない30ミリから35ミリの長めの芝丈が絶対の正解です。
逆に、マンションのベランダや、あまり人が立ち入らない景観維持のためのスペースであれば、掃除機やほうきでの掃き掃除がしやすい20ミリ前後の短いタイプが圧倒的に便利です。
落ち葉がよく落ちてくる環境に長い芝丈を敷いてしまうと、絡みついたゴミが取れずにストレスが溜まる原因になるので、周囲の環境も考慮して選んでください。
初期費用を極限まで抑えるならホームセンターの防犯砂利や天然芝との組み合わせ
「庭が広すぎて、全面に人工芝を敷くとどうしても予算をオーバーしてしまう」
そんな悩みを抱えているなら、庭のすべてを人工芝にする必要は全くありません。
例えば、リビングから見えるメインの空間や子供が遊ぶスペースだけを少し良い人工芝にし、家の裏側や人が歩かない場所は安い防犯砂利を敷き詰めるというハイブリッド方式がおすすめです。
砂利を敷くことで防犯対策にもなり、メリハリのある美しいお庭をデザインしながら、トータルの費用を半分近くに抑えることも十分に可能です。
柔軟な発想で素材を組み合わせることで、予算内で最高の満足度を得られるお庭づくりを目指してください。
予算に合った最適な人工芝で理想の庭づくりを今日から実践しよう
人工芝選びは、決して一番安い商品を思考停止でカートに入れることではありません。
ネット通販の安さを賢く利用しつつ、お子様が遊ぶならクッション性の高い35ミリを、手入れを楽にしたいなら20ミリを選ぶなど、あなたの家族のライフスタイルに合った一枚を見つけることが大切です。
「ああ、また週末は草むしりか」
とため息をついていた泥だらけの庭が、一年中青々と輝くリラックス空間に変わったときの感動は、何物にも代えがたいものです。
まずは今週末、メジャーを持って庭のサイズを測り、必要なロールの計算を始めるところから、理想の庭づくりへの第一歩を踏み出してみませんか。
