「中古ゲームを買うならどこが安いのか」。
結論に素早く近づくには、ゲオ・ブックオフ・駿河屋の“値札”ではなく、送料・ポイント・クーポン・付属(ケース/説明書)を含めた“実質価格”で横並び比較するのが鉄則です。
20本規模の調査では、ゲームソフト15本中9本で駿河屋が最安になるケースもありますが、店頭即買いの利便はゲオ、均一ワゴンや掘り出しはブックオフが強い——という役割分担を理解すれば、1円でも安い買い方は再現できます。
中古ゲームはどこが安いのかを“実質価格”で即断する
まずは3社を同じ土俵に載せる計算式を固定します。
ネットと店頭を跨ぐと送料や在庫移動、決済還元の差で逆転が頻発します。カートやレジ前で口に出す「暗唱テンプレ」を用意し、毎回の判断を5秒で終わらせましょう。
1円単位で差が出る計算式と読み上げテンプレ
以下の式をスマホのメモに保存して、会計直前に読み上げます。割引やポイントは“使い切れる分だけ”実質に入れるのがコツです。中古は付属の有無で価値が変わるため、付属の補充費用(ケース購入、送料)もAに含めます。
- 支払総額A=本体価格+税+送料/店舗受取費−即時クーポン−セット割。
- 還元B=使い切れるポイント+決済還元(上限内)。
- 補正C=不足付属の補充費(ケース/説明書/クリーニング)+移動コスト。
- 実質価格=A−B+C。
- 比較は同一コンディション(付属・版・同梱コード未使用)で揃える。
“A−B+C”を声に出すだけで、値札の錯覚とポイントの罠から解放されます。
3社の役割と強みを一望して時短する
ゲオ・ブックオフ・駿河屋は安さの出方が違います。まず“何を買う日か(今すぐ/最安/掘り出し)”を決めて店を選ぶと、移動と迷いが激減します。
| 店舗/チャネル | 価格傾向 | 強み | 弱点 | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|
| ゲオ(店頭/オンライン) | 相場準拠〜やや高 | 在庫量/店舗受取/返品可の安心 | 最安狙いでは負ける日あり | 今すぐ欲しい/動作確認重視 |
| ブックオフ(店頭/EC) | 棚替え・ワゴンで沈む | 掘り出し/均一ワゴン/地方店強し | 在庫検索の粒度が店舗差 | 散歩がてらの“掘る日” |
| 駿河屋(通販/実店舗) | 底値帯に触れやすい | 細かいコンディション表記/型番一致 | 送料/入荷待ちで時間コスト | 最安更新を取りに行く日 |
“いま買う?最安狙う?掘りたい?”の三択で店を決めるのが近道です。
ゲオで安く買う:在庫・保証・店頭受取の安心を実質に載せる
ゲオは“即日手に入る安心”と“動作不良時の対応”が魅力。最安一本勝負では負ける日もありますが、店舗受取やセール、アプリクーポンで実質は十分沈みます。返品可/保証の価値もC(補正)で加味し、単純な値札比較にしないのがコツです。
ゲオでの最短動線と当日チェック
店内の無駄周回を減らすため、入口→新しめ人気棚→旧作/ワゴン→レジ前の一筆書きを固定。アプリ提示と在庫取り置きが刺さる日だけ動きます。
- アプリクーポンの対象SKU/上限をレジ前で再確認。
- “店舗受取”で送料0円化→Aが下がる。
- 返品/初期不良交換の期間をCの“安心価値”として頭に入れる。
- セット割(2本以上)や旧作セールの組み合わせで一本あたりを沈める。
“受取無料×返品安心”は理論上の最安に換算しにくいが、失敗コストを確実に下げます。
ディスク/カートリッジの店頭検品ルール
中古は状態で満足度が激変。検品の精度がそのままお買い得度です。
| 項目 | 見るポイント | OKライン |
|---|---|---|
| ディスク盤面 | 深い線傷/研磨痕 | 細かいスレまで。深傷は回避 |
| カート(Switch) | 端子の変色/汚れ | 端子きれい/接点良好 |
| ケース/説明書 | 割れ/水濡れ/同梱紙 | 欠品ならCに補充費を計上 |
チェック→アプリ適用→受取指定の順番で“実質”を固めましょう。
ブックオフで安く買う:ワゴンと地方店で値の谷を拾う
ブックオフは“店舗差”こそ武器。人の流れが緩いエリアの旧作や、ワゴン・均一棚で相場を割る価格が出やすいです。新作寄りは普通の相場でも、旧作や周辺機器同梱セット、箱潰れで深く沈む瞬間を狙えば、最安に肉薄できます。
掘る日のルートと即断基準
広い売場を効率よく回るため、ゲーム棚→ワゴン→レジ脇→在庫端末(あれば)の順で周回。価格相場はスマホのメモに“基準値”を持ち込み、端数価格(例:×××円→××0円)を優先的にチェックします。
- 旧作の“箱/説明書無し”はCに補充費を載せ直して再計算。
- 複数本“3冊/3本以上で値引”系の店は本/CDの抱き合わせで門番突破。
- 地域跨ぎの遠征は交通費をCに入れ、総額で勝てるか厳密に判断。
“端数POP→相場メモ→C補正”の3手で、掘り出しは確実に拾えます。
均一/ワゴンの当たり判定メモ
ワゴンは回転が早く、迷いが損に直結します。即断の指標を決めておきましょう。
| サイン | 意味 | 行動 |
|---|---|---|
| 旧パッケ/廉価版混在 | 棚替え処分 | 廉価・通常の相場差を即確認 |
| ケース割れ | 外装ダメージのみ | ケース交換費をCに加算し再計算 |
| 付属コード表記有 | 使用済の可能性 | コード価値は0円扱いで比較 |
“価値0円化→再計算”がブックオフ攻略の核です。
駿河屋で安く買う:底値帯と細かいコンディション表記を武器にする
駿河屋は型番・版・付属の表記が細かく、底値帯に触れる率が高いのが強み。送料や発送待ちの時間コストをA/Cに正確に載せたうえで、店頭より最安を取りに行く日を作ると効果的です。
通販での“実質最安”テンプレ
カート画面でやることを固定します。
- 同一版(通常/廉価/限定)の相場を横並びで比較。
- 在庫確保→発送待ち期間を確認。急ぎなら店頭に切替。
- 同梱(周辺機器/他タイトル)で送料の効率を最大化。
- 決済還元イベントは上限手前で注文分割し、効率を維持。
“型番一致→送料効率→上限管理”で、ネットの強さを取り切れます。
店舗受取/実店舗の活用
実店舗や店頭受取が使える地域なら送料0円化が現実的。事前取り置きで無駄足を削り、盤面確認の安心も得られます。ネット最安と店頭確認のハイブリッドが、駿河屋の最適解です。
SwitchとPSソフトをさらに安く:機種別の“勝ち筋”
同じ中古でもSwitchとPlayStationでは値崩れ速度や在庫の波が違います。機種別に“買う型”を分けると、毎回の意思決定が速くなります。
Switch(カートリッジ)の最短ルート
カートは状態良好なら長く値を保ちがち。人気定番の底値は浅く、限定版は付属差で価値が激変します。端子状態と箱/説明書の有無でCを補正し、店頭優先で“即戦力”を拾います。
- 端子の錆/汚れは即回避。清掃費をCに載せて逆転しないか判断。
- 説明書無しは再販/廉価版の相場と等価か再計算。
- 家族用や対戦定番はゲオの受取/返品安心を“価値”として採用。
“端子→付属→安心”の順で、Switchは外さなくなります。
PS4/PS5(ディスク)の最短ルート
ディスクは相場の波が大きく、セール→中古放出→値崩れの流れが起きやすい。駿河屋の底値拾いと、ブックオフのワゴン連動を軸に、ゲオは保証の安心で補完するのが効率的です。
- 研磨痕多めは避ける。深傷リスクは返品可否と天秤にかける。
- アップグレードやオンラインコードは“0円価値”で比較。
- DLC同梱版はコード使用済前提。純粋にソフト価値で比べる。
“ソフト本体の遊べる価値”のみで比べるのがPS系の鉄則です。
1円でも安くするための“5秒チェックリスト”
レジ/カート直前に読み上げるだけで、ほぼ取りこぼしが消えます。特に中古は上限・門番・付属の3点で簡単に逆転します。
読み上げテンプレ(店頭/通販共通)
そのまま使ってください。完了したら即会計が正解です。
- 同一版・同一付属で揃っているか(型番/廉価/限定)。
- 実質=A−B+Cは最安か(送料・補充費・移動費は入れたか)。
- ポイントは“使い切れる分だけ”Bに入れたか(上限に当たらないか)。
- 返品/保証/受取方法はOKか(時間コストをCに入れたか)。
5秒で読める設計にしておけば、どこでも失敗は激減します。
失敗しやすい落とし穴と回避策
安さだけ見て掴むと、結果的に高くつく代表例を事前に潰します。中古は“遊べるまでの総コスト”で見るのが勝ち筋です。
典型的なNGとリカバリー
当てはまるものがあれば、会計前に見直してください。
| NG | 起きること | 回避/対処 |
|---|---|---|
| 値札だけで比較 | 送料やポイントで逆転 | “A−B+C”で再計算 |
| 付属差を無視 | 後でケース/説明書を買い足し高くなる | Cに補充費を入れて比べる |
| 返品不可×盤面深傷 | 動作不良のリスク高 | 保証のある店か、別個体へ変更 |
| ポイント理論値で控除 | 実際に消化できず割高化 | 使い切れる分だけBに入れる |
“実際に遊べるまで”を意識すれば、失敗コストはほぼ0に近づきます。
ケース別:今日の最短ルート
状況に合わせて“どこで買うか”をそのまま選べるように、一筆書きを用意しました。どのルートでも最後は“実質=A−B+C”で締めて会計へ。
今すぐ遊びたい(今日届く/今日受け取り)
時間コストを最小化しても実質が崩れない動き方です。
- ゲオの在庫検索→店舗受取→アプリ適用→盤面/端子チェックで確保。
- 近隣にブックオフがあればワゴンを1周だけ確認(端数POP優先)。
- 駿河屋は受取可エリアなら同様に予約→店頭検品→受取。
“受取無料×返品安心”の価値をCで把握した上で最短即決します。
今週中に最安を取りたい(1円でも安く)
時間を味方に、底値を取りに行くルートです。
- 駿河屋で同一版を横並び比較→送料効率化(同梱)→決済還元の上限管理。
- ブックオフはチラシ/棚替え日を狙い、地方店含めて短時間周回。
- ゲオはセール/セット割とポイント増日だけチェック。
“送料効率×上限×端数POP”で理論上の最安を実現します。
掘り出し/コレクター版を狙う
付属の状態で価値が大きく動くジャンル。表記の細かい駿河屋と、回転の遅いブックオフ地方店が本命です。付属の欠けはCに正確に載せ替え、焦らず“次の機会”を残すのが長期の得策です。
- 型番/シリアル/封入物をメモ化して現地照合。
- 相場メモを随時更新し、端数価格は即断。
- 状態A/B/Cの基準を自分で固定(写真保存)。
買わない決断も節約の一部です。
下取り/買取を絡めて“実質0円”に近づける
買い替え前提なら、同日中に下取りを組み合わせると実質がさらに沈みます。店舗相場が強い日に“売って買う”を同時にやるのが理想です。
買取を最大化する小ワザ
同じタイトルでも売り方で買取額が上下します。
- 付属(箱/説明書/外装フィルム)を揃え、清掃して持ち込む。
- 複数点ボーナスの閾値(3本/5本/10本)に合わせて調整。
- 身分証/会員証/アプリの準備で査定時間を短縮。
“売って買う”の同日一筆書きは、体感価格を劇的に下げます。
まとめ:中古ゲームの最安は“式”と“役割分担”で再現できる
最後にもう一度、核だけを。中古ゲームは値札ではなく、実質=A(価格+送料等)−B(使い切れる還元)+C(補充費・時間/移動コスト)で比較します。ゲオは在庫量と受取・返品の安心、ブックオフはワゴン/地方店の掘り出し、駿河屋は底値帯と精緻な表記が強みです。
今日からは、買う前に「A−B+C」を読み上げ、版・付属を揃えてから横並び比較。Switchは端子と付属、PSは盤面とコード価値“0円化”を徹底すれば、1円でも安く・確実に遊べる一本へ、毎回ぶれずに到達できます。
