野菜を安く買いたいとき、いちばん効くのは「どの店が最安か」を当て続けることではありません。
結論として、安さは「生鮮を買う店」と「冷凍・常備を買う店」と「還元日・値引きを拾うタイミング」を組み合わせた人が勝ちやすいです。
なぜなら、野菜は日々相場が動き、店舗ごとの特売や入荷量で価格が入れ替わるからです。
この記事では、今日の買い物で迷わない早見表と、損しない実質単価の考え方、近所に安い店がない場合の最安ルートまで、具体的にまとめます。
野菜どこが安い?結論は「店」より「買い方の組み合わせ」で決まります
野菜の値段は「店」だけで固定されません。
同じ店でも、特売、入荷、天候、時期(旬)で変わります。
だからこそ、店を一点張りにするより、役割を分けた買い方のほうが再現性が高いです。
ここでは「生鮮」「冷凍」「還元・値引き」を分けて、最短で決める方法を作ります。
3分で決める早見表(生はここ/冷凍はここ/還元日はここ)
まず、あなたの買い物を「今日の献立用」と「常備用」に分けます。
この2つを分けるだけで、安さと失敗(腐らせる)を同時に減らせます。
| あなたの状況 | 生鮮(今日〜3日で使う) | 冷凍・常備(1〜4週) | 還元・値引き(あれば拾う) |
|---|---|---|---|
| 近所に大型店がある | 大型スーパーの特売を主軸 | 業務系スーパーの冷凍・大袋 | 還元日やアプリクーポンの日にまとめ買い |
| 近所は中小スーパー中心 | 夕方の値引き+旬の安い野菜に寄せる | 冷凍野菜を常備して買い足しを減らす | ポイントは「確実に使い切れる分」だけ |
| 車がない/移動が負担 | 徒歩圏で値引き・旬中心 | ネットの定期便より「単発の訳あり箱」向き | 交通費より「買い物回数を減らす」ことを優先 |
| 一人暮らしで腐らせがち | カット・少量・きのこ類を活用 | 冷凍野菜と冷凍きのこで土台を作る | 還元日の買いだめより「小分け冷凍」が最優先 |
次に、今日の買い方をこの順で決めます。
・まず「今週の主役野菜」を2〜3種類に絞ります(例:キャベツ、もやし、にんじん)。
・生鮮は、旬で安いものを優先します。
・常備は冷凍で穴を埋めます(例:ブロッコリー、ほうれん草、ミックス野菜)。
・値引き品が見つかったら「今日加熱できるか」で買うか決めます。
この流れなら、店がどこでも勝ち筋を作れます。
実質単価の出し方(可食重量+還元+廃棄まで)
「安い」は表示価格だけでは判断できません。
皮や芯で捨てる部分が多い野菜、使い切れず廃棄が出る野菜は、実質が上がります。
実質単価は、次の考え方がシンプルです。
実質単価 =(支払い額 - 確実に使う還元額)÷(可食重量)
ここで大事なのは「確実に使う還元額」だけを引くことです。
ポイントが付いても、使わなければ割引ではありません。
可食重量が分かりにくい場合は、廃棄率(捨てる割合)でざっくり補正します。
可食重量の目安 = 購入重量 ×(1 - 廃棄率)
| 野菜の例 | 廃棄率の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| もやし、カット野菜 | 0〜5% | 捨てる部分が少ない |
| 葉物(ほうれん草、小松菜) | 10〜20% | 根元や傷んだ葉を落とす |
| キャベツ、白菜 | 10〜20% | 外葉を外すことがある |
| 大根、にんじん | 5〜10% | 皮を薄くむけば少なめ |
| ブロッコリー | 20〜35% | 茎を使うかで差が出る |
実際の計算例です。
例:ブロッコリー 1株 198円、購入重量 300g、廃棄率 30%、ポイント還元は今回は使わない
可食重量は 300g × 0.7 = 210g
実質単価は 198円 ÷ 210g = 約0.94円/g(約94円/100g)
同じブロッコリーでも、冷凍を買って廃棄がほぼ0なら、表示単価が少し高くても実質で勝つことがあります。
腐らせがちな人ほど、実質単価で判断すると失敗が減ります。
近所に店がない人の最安ルート(直売所・通販も含めて考える)
近所に安い大型店がない場合は、「最安の店に行く」より「最安の仕組みを作る」ほうが結果的に安くなります。
おすすめは、次の3層構造です。
1層目:徒歩圏で買う生鮮(今日〜3日分)
2層目:冷凍・常備で買い足し回数を減らす(1〜4週)
3層目:直売所・訳あり通販で月1回だけ底値を作る(条件が合う人だけ)
移動コストは、次のように考えると判断が速いです。
| 比較したいこと | 目安の考え方 |
|---|---|
| 遠い店に行く価値 | 交通費+移動時間の負担を、値引き総額が上回るか |
| 時間の負担 | 往復30分増えるなら、買い物回数が減る設計にするほうが得なことが多い |
| 腐らせリスク | 遠い店で大容量を買うほど、保存の仕組みがないと逆に高くつく |
直売所は安い日もありますが、行く頻度が増えると交通費と手間で相殺されやすいです。
通販は高く見えますが、訳あり箱や初回の割引など「条件がハマるときだけ」使うと、スーパーより安くなることもあります。
ただし、送料込みで考え、量を使い切れる人向けです。
野菜が安い購入場所はどこ?まずは全体地図で迷いを消します
購入場所ごとに「安くなりやすい理由」と「弱点」があります。
ここを押さえると、店名に振り回されなくなります。
まずは地図として整理します。
スーパー(大型・ディスカウント・地域密着で“安い理由”が違う)
スーパーの野菜は、同じスーパーでも店舗差が出ます。
それでも、業態ごとに傾向はあります。
| 業態 | 安くなりやすい理由 | 向く人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 大型スーパー | 入荷量が多く、特売で動く | 家族世帯、まとめ買い | 安い日に偏るので、固定の買い方が必要 |
| ディスカウント系 | 価格訴求の商品が出やすい | とにかく安く拾いたい | 大袋で腐らせると逆転 |
| 地域密着スーパー | 夕方値引きが狙えることが多い | 近所で回したい | 特売の幅は店により差が大きい |
スーパー攻略のコツは「最初に見る棚」を決めることです。
多くの店で、入口付近や平台に目玉が置かれやすいです。
そこで安い野菜が見つからない日は、無理に買わず、冷凍や常備で穴埋めしたほうが家計は安定します。
八百屋(旬が強い/現金店も多い/当たり外れの見分け方)
八百屋は、旬の野菜が強いです。
スーパーより安くなることもあります。
ただし当たり外れもあるので、見分け方が重要です。
当たりの八百屋の特徴です。
・価格表示が分かりやすい(1袋、1束、100gなど基準が明確)。
・鮮度に対する回転が速い(山積みが頻繁に入れ替わる)。
・旬の野菜が目立つ場所に多い(旬を推している)。
外れやすいパターンは、安くても傷みが早い商品が多い店です。
一人暮らしや少人数なら、安さより「使い切れる量」を優先したほうが実質が下がります。
現金のみの店もあるので、支払い手段は事前に把握しておくと無駄足が減ります。
道の駅・JA直売所(安さの理由と、交通費で逆転する境界線)
直売所が安くなりやすいのは、中間コストが少ないことがあるからです。
一方で、必ず安いわけではありません。
観光地価格のこともありますし、サイズが大きくて使い切れないと逆転します。
直売所を使うべきかは、次のチェックが有効です。
| チェック項目 | YESなら向く | NOなら注意 |
|---|---|---|
| 片道の移動が負担にならない | 交通費が小さく、得になりやすい | 交通費と時間で逆転しやすい |
| 旬をまとめて使える | まとめ買いが活きる | 使い切れず廃棄が増える |
| 保存の仕組みがある | 冷凍・下処理で安さが確定 | そのまま冷蔵で傷みやすい |
「直売所に行く日」を決めて月1回にすると、交通費と手間を管理しやすいです。
オンライン直売所(生産者直送の向き不向き)
オンライン直売所や生産者直送は、鮮度が良い場合があります。
ただし、送料が乗るため、スーパーより常に安いとは限りません。
向く人は次のタイプです。
・届いた量を使い切れる家庭。
・下処理や冷凍が苦ではない人。
・品種や味で満足度を取りたい人。
安さ目的なら「単発の訳あり箱」や「初回の割引」があるときだけ使うのが現実的です。
定期便は便利ですが、余ると実質単価が一気に上がります。
ネット通販(楽天・Yahoo等は“ポイント込み実質”で判断)
ネット通販は、表示価格だけで見ると高く見えます。
しかし、条件が揃うと実質で下がることがあります。
ポイント込み実質の考え方はシンプルです。
・獲得ポイントのうち、確実に使う分だけ割引として扱う。
・送料込みで比較する。
・量を使い切れる前提で計算する。
ポイント還元は「大きく見えるけれど、使わないなら0円」です。
また、同じ商品でも時期で価格が動くので、毎回最安を狙うより「基準価格を決めて、それ以下なら買う」にすると迷いが減ります。
野菜を安く買う方法まとめ(店を問わず効く鉄板テク)
ここからは、店がどこでも効くテクニックです。
この章だけでも、食費の安定に直結します。
見切り品を狙う(値引きは夕方〜閉店寄り、半額は店次第)
値引きは、一般に夕方以降に増えることが多いです。
ただし、何時にどれだけ値引くかは店舗次第です。
見切り品は、買い方のルールがあると失敗しません。
| 見切り品の状態 | おすすめ | やめたほうがいい |
|---|---|---|
| 少ししおれている葉物 | 今日中に加熱、スープ、炒め物 | 生食、数日寝かせる |
| きのこが少し乾いている | 炒め物、冷凍して後日加熱 | そのまま放置 |
| 切り口が乾きかけたカット野菜 | 当日中に加熱 | 翌日以降に持ち越す |
| ぬめり、強い異臭、汁が出ている | なし | 購入しない |
「今日加熱できるか」を基準にすると、見切り品は味方になります。
逆に、買ってから考えると腐らせやすいです。
訳あり野菜を使いこなす(傷・サイズ不揃い=安いの見極め)
訳ありは、理由が軽いほどお得です。
軽い理由とは、サイズ不揃い、形が悪い、表面に軽いキズなどです。
逆に注意したいのは、傷みが進んでいる可能性がある訳ありです。
見極めの基準を表にします。
| 訳あり理由 | お得になりやすい | コツ |
|---|---|---|
| サイズ不揃い | YES | 小さいものは冷凍向き、大きいものは下処理前提 |
| 形が悪い | YES | 味は変わらないことが多いので加熱で問題なし |
| 表面の軽いキズ | 条件付き | 早めに使う、切って中が健全ならOK |
| 傷みが目立つ | NO寄り | 廃棄が増えると実質単価が上がる |
訳ありは「届いた瞬間に仕込み」をする前提で買うと強いです。
冷凍野菜で平均単価を下げる(生と冷凍の役割分担)
冷凍野菜は、上手に使うと実質が下がります。
理由は、廃棄がほぼ出にくく、調理の手間も減るからです。
役割分担のおすすめです。
| 料理の目的 | 生が向く | 冷凍が向く |
|---|---|---|
| サラダ、浅漬け | きゅうり、トマト、レタス | 基本は不向き |
| 炒め物、スープ、味噌汁 | キャベツ、にんじん、玉ねぎ | ほうれん草、ブロッコリー、ミックス野菜 |
| 弁当のすきま埋め | きのこ、ピーマン | いんげん、枝豆、コーン |
| 忙しい平日の土台 | 下処理済みの生 | 冷凍を常備すると買い物回数が減る |
冷凍は「味が落ちる」より「腐らせない」の価値が大きいです。
特に一人暮らしや少人数なら、冷凍常備で食費が安定しやすいです。
特売は「安い日探し」ではなく「行く日を固定」する
特売を追いかけるほど、移動と迷いが増えます。
結果として、余計な買い物や外食が増えやすいです。
おすすめは「行く日を固定」して、その日に安い野菜に献立を寄せるやり方です。
例として、週2回に固定します。
・水曜:生鮮(今日〜3日分)+きのこ類。
・土曜:生鮮(週末分)+冷凍の補充。
このように回すと、特売に当たればラッキーで、当たらなくても崩れません。
安さの再現性が上がります。
ポイント・クーポンは“使い切れる還元”だけを差し引く
ポイント還元は、錯覚が起きやすいです。
「付く」ことと「使う」ことは別だからです。
判断のために、還元を3段階に分けます。
| 還元の種類 | 実質割引にしてよい? | 理由 |
|---|---|---|
| その場で値引き(クーポンで即時値引き) | YES | 支払いが確実に減る |
| 次回も必ず使うポイント(生活圏で常用) | 条件付きYES | 期限と使い道が明確なら割引 |
| 使うか分からないポイント | NO | 使わないなら0円 |
「割引として引くのは確実な分だけ」にすると、計算がブレません。
結果的に、無理なまとめ買いも減ります。
お試しセットは初回だけの底値として使う(合う人・合わない人)
お試しセットは、条件が合うと強いです。
ただし、向き不向きがあります。
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 届いた日に仕込みできる | 冷蔵庫が小さく、保管が難しい |
| 野菜を週に多く使う | 使う量が少なく、余りがち |
| 多少の野菜の種類変更がOK | 好き嫌いが多く、固定の野菜が欲しい |
お試しは「初回だけ安い」ケースが多いです。
2回目以降は送料込みで冷静に比較すると、失敗しません。
ロピアで野菜を安く買うコツ(目玉の破壊力を取り切る)
ロピアのような価格訴求が強い店は、目玉商品が刺さると一気に安くなります。
一方で、大容量に引っ張られて腐らせると逆転します。
ポイントは「短時間で目玉だけ回収して帰る」ことです。
今日の勝ち筋は「陳列の山」に出る(短時間で回収する動線)
まず、滞在時間を決めます。
目安は15分〜25分です。
見る順番を固定します。
・入口付近の平台(目玉が出やすい)。
・葉物ときのこ(値動きが大きい)。
・根菜(単価が安定しやすいので最後)。
目玉がなければ、無理に買わないで帰る判断も大切です。
その日は別の店の値引きや、冷凍常備で穴埋めしたほうが家計は安定します。
買う量は、次の上限を目安にします。
・葉物:2〜3日で使い切れる量。
・きのこ:使い切れない分は冷凍前提。
・根菜:保存が効くので多めでもOK。
会計前の節約チェック(買いすぎ・重複を止める)
安い店ほど、買いすぎが起きます。
会計前にこのチェックを入れるだけで、無駄が減ります。
・同じ用途の野菜が2種類以上入っていないか(例:キャベツと白菜を同時に大量)。
・3日以内に使う野菜が多すぎないか。
・冷凍庫に同じ冷凍野菜が残っていないか。
・きのこは冷凍できる前提になっているか。
迷ったら「重い袋を持って帰る価値があるか」を考えます。
持ち帰りが負担なら、買い物回数が増えて逆に高くつきやすいです。
大容量を腐らせない15分仕込み(保存形に変える)
大容量は、買った日に「保存形」に変えると勝ちが確定します。
おすすめの15分仕込みです。
・葉物:洗う→水気を切る→キッチンペーパー+袋で保存。
・きのこ:石づきを落とす→ほぐす→冷凍袋で冷凍。
・ねぎ:小口切り→冷凍。
・にんじん:細切り→冷凍(炒め物用)。
仕込みができない日は、大容量を買わないほうが安全です。
安く買って捨てるのが、いちばん高い買い方です。
業務スーパーで底値を作る(冷凍と大袋で“土台”を固める)
業務スーパーは、冷凍と大袋で家計の土台を作りやすいです。
ただし「用途を決めずに買う」と余ります。
ここでは失敗しない選び方と回し方を具体化します。
冷凍野菜の品質チェック(用途を決めてから選ぶ)
冷凍野菜は、用途で選ぶと失敗しません。
買う前に、パッケージでここを確認します。
・原材料が野菜だけか(調味が入っていないか)。
・カットサイズが用途に合うか(炒め物、スープ、弁当)。
・霜が多すぎないか(解凍ムラの原因になりやすい)。
用途別のおすすめ例です。
| 用途 | 向く冷凍野菜 | 理由 |
|---|---|---|
| 味噌汁・スープ | ほうれん草、ねぎ、ミックス野菜 | そのまま入れて成立しやすい |
| 炒め物 | ブロッコリー、ミックス、玉ねぎ系 | 火が通りやすい |
| 弁当 | いんげん、枝豆、コーン | 量の調整がしやすい |
冷凍は「買う」より「回す」ほうが大事です。
毎週少しずつ使う設計にします。
下味冷凍の基本(平日の火を減らして実質を下げる)
野菜を安く買っても、調理が面倒で外食が増えると意味がありません。
下味冷凍は、実質を下げる強い方法です。
基本の作り方です。
・野菜を切る(または冷凍野菜を使う)。
・肉や魚と合わせ、調味料を入れる。
・平らにして冷凍し、使う日に焼くか煮る。
例として、次の組み合わせは失敗しにくいです。
・豚こま+もやし+にら(炒め物)。
・鶏もも+玉ねぎ+きのこ(煮物)。
・ひき肉+ミックス野菜(そぼろ、ミートソース)。
平日の「買い足し」を減らすほど、食費は下がります。
大量買いの落とし穴(冷凍庫7割・在庫回転で勝つ)
冷凍庫がパンパンだと、在庫が見えなくなります。
結果として同じものを買い、無駄が増えます。
おすすめは「冷凍庫7割ルール」です。
・7割までに収める。
・残り3割は、入ってくる食材の余白。
在庫回転のコツです。
・冷凍袋に日付を書く。
・手前に古いものを置く。
・毎週1回、冷凍庫の中身だけで献立を1食作る。
この3つで、冷凍の強さが家計に直結します。
イオンで安定させる(均一企画×還元日で実質を沈める)
イオンは、価格が大きく跳ねるというより「安定」させやすいタイプです。
均一企画やPB、冷凍常備をうまく使うと、特売に振り回されにくくなります。
毎月20日・30日5%OFFの使い方(条件と対象外は要確認)
イオンでは、特定の日に割引が行われることがあります。
ただし、支払い方法や対象外商品など条件が付く場合があります。
安全な使い方は「割引が効く日に、必ず使い切れる常備だけ買う」ことです。
おすすめの買い方です。
・冷凍野菜、きのこ、ねぎなど常備枠。
・根菜(にんじん、玉ねぎ、じゃがいも)など保存が効く枠。
・調味料や乾物など、確実に使う枠。
逆に、その日に生鮮を大量に買い込むと、腐らせて逆転しやすいです。
割引はあくまで「使い切れる前提」で効きます。
PB冷凍・規格袋を常備枠にして特売待ちを減らす
特売を待つほど、買い物回数が増えます。
それより「常備枠」を決めておくと、結果的に安くなります。
常備枠の例です。
・冷凍ブロッコリー。
・冷凍ほうれん草。
・ミックスベジタブル。
・刻みねぎ。
これらを常備しておけば、生鮮が高い日でも献立が崩れません。
外食やコンビニの追加購入を避けられます。
産直コーナーは“廃棄率を下げて得する”視点で選ぶ
産直コーナーは、鮮度が良い場合があります。
鮮度が良いと、廃棄が減ります。
廃棄が減ると、実質単価が下がります。
選び方のポイントです。
・葉が元気で、切り口がみずみずしい。
・重さがしっかりある(乾いて軽いものは避ける)。
・傷みが早い野菜は、買う量を控える。
価格だけでなく「何日もつか」を基準にすると、産直は強い選択肢になります。
値引き品は「今日加熱」が鉄則(見極め表を置く)
値引き品は、買った日に勝負が決まります。
今日加熱できるなら買う。
できないなら見送る。
このルールが鉄板です。
見極めの簡易表です。
| 食材 | 買ってよい状態 | その日のおすすめ | 避けたい状態 |
|---|---|---|---|
| 葉物 | 少ししおれ程度 | 味噌汁、炒め物 | ぬめり、強い異臭 |
| きのこ | 乾き気味まで | 炒めて冷凍、スープ | 汁が出ている |
| カット野菜 | 切り口が乾き始め程度 | 焼きそば、スープ | 変色が強い |
| トマト系 | 皮が張っている | 加熱ソース | ひび割れ+汁 |
値引き品を活かせると、どの店でも実質が下がります。
直売所・八百屋で損しない(安さが出る日/出ない日がある)
直売所と八百屋は、ハマると強いです。
ただし、行き方と買い方を間違えると逆に高くつきます。
ここでは損しない判断基準に落とします。
直売所が向く人・向かない人(移動コスト込みで判断)
直売所は、近いほど勝ちやすいです。
遠いほど、頻度を下げたほうが得です。
判断のための表です。
| あなたの条件 | 向きやすさ | 具体的な運用 |
|---|---|---|
| 自転車・徒歩で行ける | 高い | 週1でも成立しやすい |
| 車で片道15分以上 | 中 | 月1回にして底値だけ回収 |
| 一人暮らしで消費が少ない | 低め | 少量だけ買うか、冷凍前提にする |
| 仕込みが苦ではない | 高い | まとめ買いが活きる |
直売所は「旬のまとめ買い」を冷凍や下処理で回せる人ほど強いです。
八百屋で安い野菜を拾うコツ(旬・入荷・現金店の特徴)
八百屋の強みは、旬と回転です。
拾うコツは3つです。
・旬の野菜を基準に献立を寄せる。
・入荷直後に並ぶ野菜と、夕方に残る野菜を見比べる。
・価格が安い日でも、量を買いすぎない。
八百屋は「安いから買う」ではなく「使うから買う」にすると勝ちます。
現金店の場合は、支払い手段の手間も含めて判断します。
買った後に差が出る保存術(ここで腐らせない)
直売所や八百屋で勝っても、家で腐らせたら負けです。
差が出るのは、買った当日の処理です。
・葉物は洗って水気を切り、ペーパーで包んで袋保存。
・きのこはほぐして冷凍。
・ねぎは刻んで冷凍。
・根菜は土や水分を落として風通しよく保存。
「買ったらすぐ保存形」ができると、直売所や八百屋の安さが確定します。
腐らせない仕組み(買い物の勝ちを確定させるテンプレ)
食費が下がらない最大の原因は、腐らせることです。
腐らせない仕組みは、才能ではなく手順です。
ここを作ると、どの店でも安くなります。
買った日にやることチェックリスト(洗う・切る・小分け)
買い物の勝ちを確定させるチェックリストです。
・冷蔵庫の手前に「先に使う野菜」を置く。
・葉物は洗って水気を切り、保存形にする。
・きのこはほぐして冷凍する。
・ねぎは刻んで冷凍する。
・使いかけ野菜には日付メモを付ける。
この5つだけで、廃棄が大きく減ります。
野菜別の保存(葉物/根菜/きのこ/カット野菜)
野菜別に、保存の基本をまとめます。
| カテゴリ | 保存の基本 | やりがちな失敗 |
|---|---|---|
| 葉物 | 洗う→水気を切る→ペーパーで包む | 濡れたまま袋に入れて傷む |
| 根菜 | 乾燥しすぎ・湿りすぎを避ける | まとめて洗って水分で傷む |
| きのこ | ほぐして冷凍が強い | パックのまま放置してぬめる |
| カット野菜 | 早めに加熱で使い切る | 数日持たせようとして傷む |
保存は「きれいにしまう」より「使う順に置く」が効果的です。
手前から消える仕組みを作るのがコツです。
週末まとめ仕込みで「平日の追加購入」を減らす
平日に買い足す回数が増えるほど、食費は上がりやすいです。
週末に30分だけ仕込みを作ると、買い足しが減ります。
例として、次の3つを作るだけで十分です。
・炒め野菜ミックス(キャベツ、にんじん、ピーマンなど)を切って冷凍。
・きのこミックスを冷凍。
・ねぎ小口切りを冷凍。
これがあると、平日は肉か豆腐を足すだけで料理が成立します。
結果として、野菜の無駄と外食が減ります。
よくある疑問(ここで離脱を止める)
最後に、よく迷うポイントを具体的に解決します。
野菜は夕方に行けば安い?どの程度当てになる?
夕方以降に値引きが増える傾向はあります。
ただし、値引きの時間、割引率、対象は店舗次第です。
確実性を上げるなら、次のやり方が現実的です。
・同じ店に2回だけ、時間を変えて行き、値引きが始まる目安を掴む。
・値引き狙いは「今日加熱できるものだけ」に絞る。
・値引きがなかった日は、無理に買わず冷凍常備で回す。
値引きは「当たれば得」ですが、当てにしすぎると時間損になります。
冷凍野菜は割高?実質で得するラインは?
表示単価だけなら、生鮮より高いこともあります。
それでも、実質で得になるラインはあります。
・腐らせやすい人。
・下処理の時間を減らしたい人。
・買い物回数を減らして外食や追加購入を抑えたい人。
特に一人暮らしや少人数は、廃棄が減るメリットが大きいです。
冷凍は「表示価格」ではなく「廃棄ゼロ」と「買い足し減」で元が取れます。
通販は高いのに、なぜ安くなることがある?
通販は、送料が乗るので基本は高く見えます。
それでも安くなることがある理由は、条件が重なるからです。
・初回割引やクーポンが大きい。
・訳あり箱で単価が下がる。
・ポイント還元を確実に使い切れる。
・買い物回数が減って、他の出費が減る。
ただし、使い切れないと逆転します。
通販は「単発で条件が良いときだけ」が失敗しにくいです。
直売所は本当に安い?交通費込みで逆転しない?
直売所は安い日もあります。
一方で、交通費と時間で逆転することもあります。
判断のコツは「行く頻度」です。
・近いなら、週1でも成立しやすい。
・遠いなら、月1回にして底値だけ拾う。
また、まとめ買いするなら「仕込みできる日」に合わせます。
仕込みできない日に行くと、廃棄で逆転しやすいです。
最安を追いすぎて時間損しないための“固定ルール”
最安を追いすぎると、時間も判断力も削られます。
おすすめは、固定ルールで迷いを消すことです。
・買い物は週2回までに固定する。
・生鮮は旬中心で2〜3種類に絞る。
・冷凍常備を3〜5品、固定で持つ。
・値引き品は「今日加熱」だけ買う。
・ポイントは確実に使う分だけ割引扱いにする。
このルールなら、店が変わっても勝ち方が変わりません。
結果的に、安さが安定します。

